約 4,401,795 件
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/1952.html
デュエル・マスターズには様々な種族が存在します。 その中で進化することができなかった、いわゆる『マイナー種族』をオリカで進化させようという運動です。 私ODA(現Astral)が勝手に始めました(スイマセン) 関連カード 第1弾 墓地王cemetery(リビング・デッド) 第2弾 深海のエーテル(シー・ハッカー) 第3弾 大予言者ノストラダムス(ライトブリンガー)※32弾にて登場 第4弾 死宝 デス・ギア・ソウル(ブレインジャッカー) 第5弾 魚神「磯撫」(フィッシュ) 第6弾 響王リ・ファミリア(コスモウォーカー)※原作マイルスさん 第7弾 傘神グロウルーム(バルーン・マッシュルーム) ※原作まじまんさん 第8弾 巨大侵略グラン・イート(アース・イーター)
https://w.atwiki.jp/puyaken/pages/28.html
Skyyがサークル室に泊まるか迷った時に にゃーにゃーに言われたキツい言葉。 この言葉は4年生にとって殺し文句となり、 サークルを最優先したくなってしまう。
https://w.atwiki.jp/baramos/pages/70.html
-------------------------------------------------------------------------------------------------- ☆ したらば掲示板の三重県専用スレです。告知や情報提供などにご活用ください ☆ したらば DQ9すれちがい通信募集板 http //jbbs.livedoor.jp/game/48854/ 携帯 http //jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/game/48854/ 三重県専用スレpart1 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/48854/1259786298/ (携帯用) http //jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/game/48854/1259786298/ -------------------------------------------------------------------------------------------------- 鈴鹿ベルシティ ★★★☆☆ 三重県内ではNo.1スポットと思われる。 2Fジャスコのゲームコーナーとフードコート、1Fに降りてブックオフ等 未だに休日は10人くらい可能。 (2010/07/18) 津サティ ★☆☆☆☆ 2Fゲ-ムセンター周辺ぶらぶらしてると一応すれ違い可能 狙い目は土日祝の13-15時くらいか (2010/07/18) 伊勢市 ララパーク ★☆☆☆☆ もはや「ダメで元々」と思ったほうがいい。 土日祝でもせいぜい4人ぐらい。 (2010/07/11) 伊勢市 おかげ横町~内宮 ★☆☆☆☆ 人が多いわりにぜんぜんすれ違えないのは層がちがうからか… 他市や県外の人とのすれちがいが多い観光地ならではのスポット。 (2009/12/22) イオン明和ショッピングセンター ★★★☆☆ 土日祝ならけっこうサクサクと集まる。 伊勢志摩エリアすれちがいの最後の砦か? (2009/12/22) 2時間で17人とすれ違えた 2階のゲーセンより1階DSステーションのあるジョーシンの方がよい (2010/1/24) ゲームチャオ松阪店 ★☆☆☆☆ 5時間粘って一人、戦場の絆がドカドカと五月蝿いのが特徴です (2009/08/12) 松阪ショッピングセンター マーム ★★★☆☆ ゲーセンにて日曜日14 30~16 00で20人 バトルロードⅡ連動による効果の模様 川崎ロッカー以外はめぼしい物無し シドー、デスタムーアの配布あり (2009/9/16) 万代書店松阪店 ★★☆☆☆ 駅から近く、休日はそこそこすれ違えるがライトユーザー層しか拾えない 人数稼ぐならこの店を使うのもアリ、外には4人座れるデカいテーブルがあり、近くには自販機もある (2009/08/16) ジョイプラザ松阪店 ☆☆☆☆☆ 人いねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ (2009/08/12) 伊勢中川駅 ★☆☆☆☆ 特急電車をアテにしてれば2~3人は集まるかと (2009/08/12) 嬉野ピアゴ店 ☆☆☆☆☆ ここのマクドはシェイクがありません (2009/08/12) ワンダーグー 津南店 ★☆☆☆☆ ポケットにds入れながらマンガ読んでると1人とすれ違えたって報告有り。 (2009/09/19) ラウンドワン 津店 ★☆☆☆☆ まさゆき地図拾ったとの報告あり (2009/08/12) 津駅 ★☆☆☆☆ 1時間うろうろしてて、ようやく一人すれ違える程度 (2009/08/12) 古本ラッシュ(万代書店鈴鹿店) ☆☆☆☆☆ 休日に数時間物色していたもののすれ違えず。 店の特性上を考えると運が悪かっただけかも。 (2009/11/22) 四日市アピタ ★★☆☆☆ 5FゲームセンターにバトルロードIIが2台有り、休日はそこそこだが平日はさっぱり。 (数稼ぎや地図の内容なら名駅まで・・・) (2009/11/20) マクドナルド四日市久保田店 ★☆☆☆☆ 店側が「ルイーダの酒場久保田店」と称して、 週末・祝日に地図を配ったりしている。(過去にはまさゆき・ロッカー・各魔王等) 「マックでDS」対応店舗。 3月20・21・22日に店側からゴールデンスライム地図配布予定だとか。 (2010/03/16) イオン四日市北 ★☆☆☆☆ 買い物中20分で二人。まさゆき地図拾いました! (2009/08/12) マイカル桑名-MYCAL KUWANA- ★★★☆☆ 噴水前(?)がスポットらしい (2009/08/12) 平日昼間でもゲームセンター2箇所~噴水周回~3階おもちゃ屋と歩けばすれ違えます。 (2009/09/11) エイデン桑名店 ★★☆☆☆ 1~4人。ロッカー、まさゆき配布人。 (2009/09/20) アピタ桑名店 ★☆☆☆☆ 平日夜7時から8時に2階のフードコート~1階食品売り場など 店内うろうろすると1~3人はすれ違う。 休日の昼間は1人~5人程度。 (2009/09/04) ↓以下未検証スポット↓ マイカル トイマート・一休さん ☆☆☆☆☆ ヤマダ電機 津店 ☆☆☆☆☆ トイザらス 津店 ☆☆☆☆☆ ヤマダ電機 テックランド松阪店 ☆☆☆☆☆ お宝壱番館(万代書店桑名店) ☆☆☆☆☆ ロックタウン鈴鹿 ☆☆☆☆☆ アピタ鈴鹿店 ☆☆☆☆☆ フレスポ鈴鹿 ☆☆☆☆☆
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/548.html
ゆっくりできない理由 12KB ※虐待成分皆無です。 ※ときどきこういう理屈を捏ね回したような、言葉をもてあそぶような、 中二病な文章が書きたくなっちゃうんです。 ※要するに作者は病気です。手遅れです。 ゆっくりできない理由 必殺引篭り人 あるとき、一匹のまりさがドスに成長した。 ドスまりさはその巨体にふさわしいだけの知性を備えていた。 そしてその知性を持って、根本の理由を考えた。 どうして、自分達ゆっくりはゆっくりできないのだろう。 ドスまりさは周りを見た。自分達を取り巻く世界を見た。 そこにはいろいろな生き物がいた。その生き物達は、とてもゆっくりしているように 思えた。 鳥は枝にとまってさえずっている。その美しい音色は、とてもゆっくりしているように 感じた。 野犬達は野うさぎを捕まえ、美味しそうに食べている。食後はとてもゆっくりしている ように感じた。 虫も、草も、森の生き物達はすべからくゆっくりしていた。形は違うし食べ物も違う。 でも、ゆっくりできていた。 ドスまりさは思った。森の生き物達に聞けばゆっくりできる方法がわかるかもしれない。 ドスまりさは生き物達に話しかけた。どうしてゆっくりできているのか?どうやったら ゆっくりできるのか? 誰も答えてはくれなかった。鳥はドスまりさを見ただけで飛び立ってしまった。 野犬達も野うさぎも逃げていった。 虫はドスまりさのことを見てもくれなかった。草花はただそこにたたずんていた。 ドスまりさは考えた。森の生き物達は言葉が通じない。言葉の通じる相手でないと ダメだ。 同じゆっくり達は言葉は通じるが、答えを持ってはいないだろう。ドスである自分が わからないのだ。ただのゆっくりにわかるはずもない。 危険は承知の上で、ドスまりさは森を出て村へ行った。 人間はゆっくりから見ればゆっくりしていない存在だ。基本的には何もしてこないが、 こちらが悪さをすれば反撃してくる。 ゆっくりにとって恐ろしい存在だが、彼らは繁栄している。ゆっくりは森でさまざま な災害に怯えて暮らさなければならないが、人間はそれらをものともしない。 食べ物も豊富に持っているし、人間の食べ物はとてもおいしい。きっと、ゆっくり達 が見ていないところでゆっくりしているのだろう。 人間に聞けば、ゆっくりできる方法が判るかもしれない。 「え、ゆっくりする方法?う~ん、わかんねぇな…。そういう頭のいたくなるような 質問は、哲学お兄さんに聞けよ。」 ドスまりさの質問に、村人はそう答えた。この村には質問に答えてくれる人間が いるらしい。 「うーん、それは難しい問題ですね…。答え方も難しいな。君達ゆっくりには あまり難しい言葉は理解できないでしょうし。」 哲学お兄さんは困った顔でそう答えた。 「思考実験でいってみましょうか。…ああ、要するに想像してごらん、ってことですね。 じゃあまりさ、君が鳥になったと想像して。 さあ、羽ばたいて空に飛び立ってみよう。どう感じますか?」 ドスまりさはふわふわして気持ち良いだろう、と答えた。 「いや、それじゃダメなんです。翼を羽ばたかせる喜び、翼に受ける風の心地よさ、 それらを完全に理解できますか?きっとこうだろう、じゃなくてまさに鳥がどう 感じるか、をこれ以上なくしっかり知ることができますか?」 そんなことは無理だ。ドスまりさはゆっくりで鳥じゃない。本当はどう感じるか なんてわかりっこない。 「そうなんです。君はゆっくりだから鳥の本当のところはわかりません。 同じように僕は人間だから、君達ゆっくりが本当はどう感じているか、それは わからないんです。一生を掛けてもね。」 でも人間はゆっくりできるでしょう?おいしい食べ物に安全で大きなおうちがある んだから。そうドスまりさは反論する。 「僕達人間の言うゆっくりと、君達ゆっくりが言うゆっくり、それは同じものですか? 人間は勝手な思い込みでゆっくりよりも自分達のほうがゆっくりできると言います。 でもそれは正しくありません。もしかしたら、人間とゆっくりは全然別のことを 同じゆっくり、という言葉で呼んでいるだけかもしれないのです。」 ドスまりさは混乱してきた。じゃあ自分達はどうすればゆっくりできるのか? 「人間には答えられない質問なんですよ。君達のしたいゆっくり、それは人間が 想像する方法では得られないかもしれません。君達に間違った方法を教えて しまうかもしれません。人間の限界なんですよ。」 ドスまりさは弱りきってしまった。もう誰に相談してよいかわからない。 ゆーゆーと泣き始めてしまう。 「あー、こまりましたね…。…そうだ、ここから夕日の沈むほうにいくと、 大妖怪がすんでいると聞きます。その妖怪なら、もしかしてあなたのことを真に 理解する程度の能力を持っているかもしれません。」 それを聞いて、ドスまりさはもう一度立ち上がった。 西の空が藍色から黒へ染まろうとするころ、ドスまりさは一人の大妖怪に出会った。 恐ろしい雰囲気を持ってはいるが、ドスまりさは勇気を振り絞って聞いた。 「ふん、ゆっくりできる方法だと?そんなもの、あったら私が知りたいわ。」 乱暴な口調だった。しかしドスまりさはあきらめない。人間から紹介してもらった ことを伝えた。 「…ああ、あのインテリくずれか。ふんっ、面倒をこっちに押し付けやがって。 まあ仕方ない。これも暇つぶしと思えば。 あいつが何を言ったか知らないが、ゆっくりできる方法なんぞ1つしかない。」 ドスまりさの心に希望が灯った。ついにゆっくりできるんだ。 「それはな、ゆっくりしないことだ。」 ???? 何のことを言っているのだろう?ドスまりさはゆっくりできる方法を 聞いているのに。 「もっと言うと、ゆっくりしないで努力を重ねることさ。それしかないんだ。」 どうしてゆっくりしないとゆっくりできるの? 「森の生き物達、それがゆっくりしていると言ったな?それは奴らが努力している からさ。 獲物を喰って生きてる奴らは獲物を狩る速さを。空を飛ぶものは飛ぶための 力強い羽ばたきを。川を泳ぐものたちは流れに逆らう泳ぎを。 みんな努力しているのさ。その結果、ゆっくりできる余裕が生まれる。」 ドスまりさは言った。ご飯をがんばって採っている、でもゆっくりできないと。 大妖怪は呆れ顔で言う。 「お前達が彼らと同じ努力をして、どうしてゆっくりできると思うんだ? ただでさえ脆弱なお前達が、同じ努力で同じだけのものを得ようなんて 無理に決まってる。 だから言ってるんだ、ゆっくりしないでもっと努力しろ、と。」 ドスまりさはこれでも努力している、精一杯していると反論する。 「精一杯の努力をするのが当たり前なんだ。獲物を狩る奴らも、そいつら から逃げる奴らも、みんな必死さ。 翻ってお前達はどうだ?ゆっくりするためになんの努力をしている? 弱々しい体のくせに、生きる以上のものを欲しがって、それをどれだけ の努力で得ようとしてる?」 ドスまりさは答えられなかった。 「ははあ、それは残念な返答でしたね。」 結局、ドスまりさは哲学お兄さんのところに戻ってきた。 「あの人を悪く思わないでくださいね。長く生きて、力もある人ですからなかなか 弱い者の気持ちが理解しづらいらしいのです。これでも、優しくなったほう なんですよ。」 そう慰められても何も変わらない、とゆっくりには珍しくふてくされるドスまりさ。 「そうですね…。あの人の言っていることも一理ありますが、私はもう少し違う事を 考えていました。 たぶん、貴方達ゆっくりとその他では、目的が違うのでしょう。」 目的?どう違うというのか? 「貴方達以外のものは、生きる目的は『生き残ること』に集中しています。 獲物を追うのも、空を飛ぶのもすべては生き残るため。 しかし貴方達にとっての目的とは『ゆっくりすること』でしょう。」 当たり前だ。自分達はゆっくりだ。ゆっくりすることが目的なのは当然。そう ドスまりさは言う。 「そこです。貴方達にとって『生き残ること』は第一目的ではない。 良くて第二目的、悪ければもっと下でしょう。そこに、貴方達の弱さがある。」 弱さ?ゆっくりは弱くなんかない。ゆっくりしているゆっくりはこの世で一番 強いのだ、とドスまりさは反論した。 「うん、それこそまさに齟齬の生じる部分。…ああ、すれ違い、食い違いという意味です。 貴方達ゆっくりにとって、強さの基準は『ゆっくりできるかどうか』ですね。 でもそれ以外の生き物にとって、強さの基準は『生き残ること』なのですよ。 『ゆっくりすること』が第一目的の貴方達にとって、強い体や早い足など必要 ないのです。それは逆にゆっくりできないことですから。だから、貴方達は脆弱な体しか もっていない。 反面、私達は『生き残ること』ことが第一目的です。だから体の強いもの、牙の鋭いもの、 道具を使うもの、そして戦いそのものを避けたり有利にしたりするよう、空を飛ぶもの がいるのです。」 その違いがなんだというのか?ドスまりさは質問する。 「問題なのは、この自然においてどちらを第一目的にしているものが多いか、ということ です。 『ゆっくりすること』を第一目的にしているもの、それは貴方達ゆっくりしかいないでしょう。 それ以外はみな『生き残ること』を第一目的にしている。そしてその数はゆっくりを 上回っています。なぜなら、自然の中でもっとも数の多い昆虫や植物が『生き残ること』 を目的としているのですから。」 ゆっくりはゆっくりしている。だからもっと幸せに生きられるはず、そうドスまりさ は言う。 「それを悪いとは言いません。ですが、周りはそれを認めないでしょう。『生き残ること』 を目的としている者達にとって、貴方達の主張に合わせる義理などありません。 だから自然は貴方達にとって厳しいのです。いえ、自然がわざわざ厳しくしている のではありません。貴方達が、そう感じるだけなのです。貴方達にとって『生き残ること』 はとても厳しいことなのですから。」 でも、でも…、とドスまりさは反論しようとする。そんなゆっくりできないことは 認められない。 「そうでしょう。いくら多数決だからと言っても貴方達には到底受け入れられないでしょう。 それではもうひとつの観点を提供しましょう。 生きるうえで、『生き残ること』と『ゆっくりすること』、どちらが有用ですか?」 ゆっくりすることだ、とドスまりさは即答する。 「いいえ、答えは『生き残ること』です。いくらゆっくりしても、食べ物は手に入りません。 猛獣の牙を防げません。雨から身を守れません。れみりゃやふらんを撃退できません。 そう、『ゆっくりすること』は命を守れないんです。 ですが『生き残ること』は言い方を変えれば命を守ること。だから強いのです。」 いいや、ゆっくりすることは強いことだ、とドスまりさは必死に反論する。 「いいですか、自然は慈悲を掛けてはくれません。それは自然が無慈悲だからとか、 冷酷だからということではありません。自然は誰のことにも興味がないからです。 意識して意地悪をしているわけではないのですよ。だからこそ、自分の命は自分で 守るしかないのです。自然が手心を加えてくれることを期待していたら生きていけません。 でも貴方達ゆっくりはそれをしません。それどころかゆっくりしているから大丈夫、と 安心しきっています。ゆっくりしていたって、自然は貴方達のことなど見ていませんよ? 何を期待しているのです?自然が貴方達を見て、『ゆっくりしていてすばらしい!』 とでも思ってくれると? そんなわけはありません。今まで雨や風、梅雨や冬でどれだけの仲間が死にましたか? それは自然がかけてくれた慈悲なんですか?」 ドスまりさは答えない。じわじわと不安がこみ上げてくる。 「…言葉が過ぎたようです。すみませんでした。 ともかく、貴方達が主張する『ゆっくり』は命を守れないことは判ってもらえたと思います。 『ゆっくりすること』は余暇なんですよ。生き残る努力をたくさんすることで、余裕が 生まれます。それを楽しむこと、それが『ゆっくり』なのです。 生き残る努力をしなければ、自然に対抗できずに死ぬだけです。『ゆっくり』とは努力 したものに与えられるご褒美であって、それだけを欲しがるのはただの強欲です。 人間は、そのように考えています。」 …じゃあ、ゆっくりはどうしたらいいの?どうしたらゆっくりできるの? ドスまりさはすがるように言う。 「貴方達にできるかどうかはわかりませんが、方法はあると思っています。 ひとつは『ゆっくりすること』をあきらめることです。そうすれば、その苦悩から 解き放たれるでしょう。 もうひとつは強い体を手に入れることです。たとえばそう、貴方のようなドスの力を すべてのゆっくりが手に入れれば、最低限外敵から身を守れます。それだけ努力を 『ゆっくり』に振り分けられるでしょう。」 どちらも無理だ。そうドスまりさは思った。 「つらいでしょうね。脆弱な体しかもたないのに、思考と感情を手に入れてしまったの ですから。 人間は同じく脆弱ですが、道具を使うこと、作ることができました。それによって脆弱さ をカバーでき、今の地位に居ます。 しかし貴方達ゆっくりにはそれができない。努力しても変えられないのはもどかしい事 でしょう。 …そう、もうひとつ方法があります。貴方達がゆっくりという種から変化することです。 そうすれば何かが変わります。」 何かって何?ドスまりさは問う。 「それはわかりません。もしかしたら強い体を手に入れるかもしれません。 もう『ゆっくりすること』を必要としなくなるかもしれません。 もしくは全く別の何かを得るかもしれませんし、何かを失うかもしれません。 それは誰にもわかりません。 ただひとつ言える事は、貴方達種族はこのままでは永遠に苦悩に満ちた一生をすごすだろう、 ということだけです。 人間から見たゆっくり種は、そのように見えるのですよ。」 もうドスまりさは人間に何も聞くことは無かった。自分達に救いが見えないことを 知ってしまったからだ。 その後、ドスまりさどうしたかというと森へ帰っていったらしい。 そして、小規模の群を率いているそうだ。 近隣の村と協定を結び、畑仕事を手伝う代わりに野菜をもらって暮らしているらしい。 結局、ゆっくりに選べる選択肢など最初から決まっていたのだ。 周囲と摩擦を起こさず、極力危険を減らして生きるしか、道はなかったのだ。 ドスまりさは成長し、今では立派に群を率いているそうだ。 しかしその顔に笑顔が浮かぶことはなかったという。 その顔には、ただただ諦観だけが浮かんでいたそうだ。 『ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか?』からインスパイアされてます。 「ゆっくりはゆっくりしている方が強い」という考え方は新鮮でした。 あと、漫画の LEVEL-E のネタもちょっと使っちゃいました。あの漫画大好きなんです。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ! ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 220 ゆっくりスクール【ゲス更正編】 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓せやな -- 2014-07-31 16 12 59 死ねば楽になるのに・・・ -- 2011-11-18 16 11 17 ゆっくりなんてゴミ饅頭生きてる価値も、もちろんゆっくりする価値もないね。 だけどこのドスだけはギブアンドテイクで餌をやってもいい。 そう思ったssだ。 しかしこれに出てきた人間たちはゆっくりに優しすぎないか? 哲学者はノリノリだったけど、最初の村人とか。 -- 2011-11-12 03 34 06 なによりもこれだけの理論をゆっくりが理解できたのがすげぇな -- 2010-11-11 00 41 39 もっとかんたんにいってね! 三行でいいよ! -- 2010-10-18 16 54 15 深い考えだな… ドスはゆっくりするために、パンドラの箱を開けちゃったんだね。 疑問を感じなければ、笑顔でいられたんだろうに… -- 2010-10-02 20 37 10 飼いゆはゆっくりできるよ ゆっくりした飼い主さんに当たればだけどw -- 2010-08-06 05 28 26 永遠にゆっくりしちゃえば? -- 2010-07-07 23 44 18
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/51.html
俺がゆっくりできない 7KB ※毛虫注意 【俺がゆっくりできない】1 道を歩くとき、人はなぜうつむくのだろうか? 初夏のある休日、近くの公園まで散歩に出かけようとした俺は ふと、ほんと、何の気なしに庭木を見上げたんだ。 毛虫がいっぱいだった。 10匹とかそんなもんじゃなくて1000匹くらい。 1本の木にびっしりと、うぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞと蠢いていた。 庭木の新芽はおろか、葉っぱがほとんど囓られていた。 もう殺虫剤なんかで退治できるレベルじゃねー。 仮に退治したところでこの山ほどの毛虫の死体をどう処分するんだ?俺は嫌だ。 【俺がゆっくりできない】2 農家の人が使ってる噴霧器を買ってくるか?俺が使えるのか?ノーだ。 じゃあ、業者に頼むか?金額的にノーだ。今すぐ来てくれるかどうかも解らない。 庭先でうろうろと悩んでいるうちに、当初、近所の公園に行こうとしたのを思い出した。 「ハッ!これだ!」 俺は家にあったクッキーを片手に公園まで急いだ。 近所の公園は寂れていて人も少ない、しかし奴らはいるはずだ・・・ 「おーい、ゆっくりのみなさーん、あまあまですよー」 「ゆ?」「ゆゆ?」「あまあましゃん?」「ゆっくちー!」 そう、こいつらだ。公園に住み着いたゆっくり達。 今回は彼女らに協力してもらおう。 俺は似合わない笑顔を作りながらポケットからクッキーを取り出した。 【俺がゆっくりできない】3 「はーい、ゆっくりのみなさーん。今日はみなさんにおいしいものを食べて頂きたいと思いまーす」 「ゆ!あまあまさんよこすのぜ!」「はやくちょうだいね!」「あみゃあみゃ~」 俺はあまあまという言葉に釣られて集まったゆっくりを見渡しながら数を確認した。 バレーボール~バスケットボール大の生体ゆっくりが10匹。 ソフトボール~ハンドボールサイズの子ゆっくりが17、8匹か。 赤ゆどもは戦力にならない。カウントしなくてもいいだろう。 「はーい、お待たせしましたー、これがあまあまさん、その名もクッキーです!」 「「「「「「「ゆゆ!!クッキーさん!!」」」」」」」 俺はポケットから取り出した4、5枚のクッキーを軽く砕き、ゆっくり達の上のばらまいた。 均等に行き渡るようにばらまいたので、皆わいのわいの言いながら食べ始めた。 【俺がゆっくりできない】4 「がーつ!がーつ!」「うっめ!めっちゃうっめ!ぴゃねぇ!」「むーちゃ!むーちゃ!」 その場でむさぼり食うゆっくり。脱いだおぼうしに詰め始めるまりさ。 赤ゆのところまで運んで家族でゆっくりと食べるれいむ。みな様々にクッキーを堪能している。 クッキーを堪能し、食後のシエスタ(笑)に入りかけたところで俺は声をかけた。 「みなさーん美味しかったですかー?(手を耳にあて)そーですかー、喜んでくれて良かったです」 俺はゆっくりの感想を聞く前に話を進めた。こいつらの感想をゆっくり聞いている暇はない。 「もっとよこすのぜ!」「れいむはしんぐるまざー(笑)なんだよ!」 が、予想通りの反応も聞こえてきた。 「はーい、みなさんが『もっとたべたぁ~い』のは、よーく解ってますよー!」 「ゆ?」「ゆゆ!」「もっとたべたいのぜ!」「れいむはしんぐ(ry」 【俺がゆっくりできない】5 「わたしのおうちに、おいしーい、虫さんをたくさーんご用意しておりまーす!」 「むしさんはゆっくりできるのぜ!」「にんげんさんは狩りができるの?」「れいむはしん(ry」 「それでは!みなさーん、この公園を出てまっすぐのおうちまでついてきてくださいねー!」 「「「「「「「ゆゆー!!」」」」」」」 ぞろぞろと公園を出て行くゆっくりたち。遅すぎる赤ゆたちは透明なゴミ袋にいれて運んでやった。 「「「「「「「おしょらをとんでりゅみちゃいー!!」」」」」」」 「ゆゆ!よかったね!おちびちゃん!」 ばらまいたクッキーのおかげか、赤ゆを袋に入れてもまったく警戒しない親ゆっくりたち。 やがて、俺がダッシュで3分の道程をゆっくり1時間ほどかけて家にたどり着いた。 「はーい、ゆっくりのみなさーん、この木をごらんくださいーい」 【俺がゆっくりできない】6 「ゆ?」「ゆゆ?」「「「け、け、け、けむしさんだー!!」」」「ゆっくちできにゃいー!」 「え?そーなの?虫だよ?食べないの?」 「けむしさんは、ちくちくして、いがいがして、かゆかゆになるからゆっくりできないよ!」 「くろくて、にがくて、かゆかゆになってとかいはじゃないわ!」 喰ったことあるんじゃねーか(笑) しかしなんでだ?人間が毛虫の毒に負けて痒くなるのは解るが、こいつら饅頭だぞ?小麦粉肌だろ? 「えーと、きみたちは饅頭さんだから、毛虫さんを食べても大丈夫なはずですよー」 「れいむたちはまんじゅうさんじゃないよ!」「ゆっくりていせいしてね!」「ぴゅんぴゅん!」 確かにこいつらが「全身かゆかゆ」にでもなったら、手もないし掻けないしで気が狂うだろうな。 さすがでたらめナマモノだが、めんどくさいことになってきたなー。 【俺がゆっくりできない】7 当初の予定では、棒で落とした毛虫をむーしゃむーしゃして頂いて、お帰り頂くだけだったんだが。 クッキー5枚だけで、毛虫が片付いてラッキー!みたいな。 毛虫は見た目がゆっくりしてないもんな。妙なところで人間ぽいゆっくり達に感心しつつ・・・ 予定変更だ。 「はーい、みなさん注目してくださーい」俺は透明な袋に入れっぱなしの赤ゆを掲げた。 「「「「「「「おしょらをと(ry」」」」」」」 「ゆゆ!おちびちゃん!」「けむしをたべさせようとしたじじいは、おちびちゃんをかえしてね!」 「だめでーす。あの毛虫をすべて食べ終わるまで、おちびちゃん達は返しませーん」 「ゆー!おちびちゃんをゆっくり返すのぜ!」「じじいはしね!」 生体ゆっくりたちは、ぽいんぽいんとムダな体当たりを始めた。 力の差を知っていただくためにしばらくこのままにさせてみた。 そして30分が経過した。 【俺がゆっくりできない】8 初夏の日射しの中、全力(ゆっくり基準)で体当たりを繰り返した親ゆっくりどもはすでに青天だ。 もちろん俺は痛くも痒くもなかった。 「「「ゆー、はー、ゆーはー・・・お、おちびじゃんを、がえじで、ね・・・」」」 「だから、毛虫さんを全部食べたら返してやるって」 「「「ゆ”、ぐ・・・わ”、わがっだよ”・・・けむしさんをたべるよ・・・」」」 「その言葉を待ってました!それじゃ君から行ってみよう!」 むんずと手近なまりさを掴み上げた。「ゆ?」 「そぉい!」毛虫がまとわりつく木の枝にむかって投げてみた。 「ゆっ!おそらをとん、で・・・ゆぎゃー!けむしさんがいっぱいなのぜ!た、たすけるのぜ!」 まりさは枝にぶちあたり、たくさんの毛虫にまみれながら落ちてきた。 キモイ。想像以上にキモイ。無数の毛虫が顔の上を蠢いている。俺があのまりさなら死を選ぶ。 【俺がゆっくりできない】9 「ゆぎゃー!!た、たすけるのぜっ!!きぼぢわるいんだぜ!!たすけてなのぜー!!!」 まりさは転がりながら俺に助けを求めてきた。 「だが断る」棒でゆっくりどもの中に突き返す。 「「「「「ゆ”ー!!!きぼぢわるい”い”い”ー!!!」」」」」 蜘蛛の子を散らすように逃げまどうゆっくりたち。 「おやおやキミたち、毛虫さんをむーしゃむーしゃしないとこの子達は返しませんよ?」 「おきゃーしゃん!ゆっくちちないでたしゅけるのじぇ!」「れーみゅもたしゅけちぇね!」 赤ゆどもはやっと状況が把握できたらしく、親どもに助けを請い始めた。 「ゆっぐ、まっててね、おぢびじゃん・・・む”ーじゃ、む”ーじゃ、ゆ”げぇぇぇぇぇ」 母性本能(笑)の強いれいむが咀嚼を始めたが、見た目通り不味いようだ。 「よーしよーし、俺によし!じゃ、次はキミいってみよう!」「ゆ?!ゆぎゃー!!!」 【俺がゆっくりできない】10 あれからすべての生体、子ゆっくりを毛虫にむかって放り投げ、ほとんどの毛虫は地に落ちた。 今は、ゆっくりどもは必死になって地に這う毛虫どもを口に収めている。 ゆっくりどもの顔色が赤とか青とか変な色になってるな。とにかくよし。 「「「む”ーじゃ、む”ーじゃ、ゆ”げぇぇぇぇぇ・・・まじゅい”・・・」」」 何匹かのゆっくりどもは天を仰ぎ、またはうつ伏せになり細かく痙攣している。 「はーい!みなさんおつかれさまでしたー!おかげで毛虫さんはほとんどいなくなりました!」 「ゆ”っぐ・・・やぐぞぐだよ・・・おぢびぢゃんだぢをがえじでね・・・」 「もちろん!さぁ、ママたちの元へお帰りなさい!」 俺は跪き袋をひっくり返し、赤ゆどもを解放した。 「ゆーん!ゆーん!」「みゃみゃーきょわかっちゃゆー!」わらわらと赤ゆどもが親の元へ・・・ 【俺がゆっくりできない】11 「「「お”、お”ぢびぢゃん、ぶじだっだのね”・・・」」」 感動の再会(演出:俺)かと思いきや・・・ 「「「ゆ?みゃみゃのおかお、にゃんだきゃ、きもちわりゅいよ・・・」」」 「「「ゆ”がーん!どぼぢでぞんな”ごどい”う”の”ぉー!!!」」」 毛虫にまみれ、皮膚はただれ、顔色は赤や青を通り越して紫色に。そりゃそーなるわな。 「「「きもちわりゅいみゃみゃはこにゃいでにぇ!もうおうちかえりゅ!!!」」」 「「「ま”っでー!お”ぢびぢゃん!!!」」」 気持ちの悪い親を見捨て、公園方向にぴょんぴょん跳ねていく赤ゆども。 毛虫&赤ゆに見捨てられたショックでふるえる親どもはずーりずーりと追いかけ始めた。 また来年もよろしくなー。【完】 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓そして食う -- 2014-09-15 09 48 11 ↓毛虫をバケツに入れて、焼却炉で燃やす -- 2013-10-25 01 05 28 ↓トングではさむ→潰す -- 2013-06-24 12 50 54 毛虫か、想像するとキモイな、噴霧器は高いし実際遭遇するとどうするかな汗 -- 2012-12-10 15 41 55 これがゆっくり使いか・・・ -- 2012-11-24 17 07 06 命が有るだけマシだと思え。まあ、生き残り組は来年また地獄を見るだろうが -- 2012-09-30 07 36 41 おもにがおがぎもいいいいいいい!!!!!!!!!!!!! -- 2012-03-26 16 58 21 来年もやってもらわなきゃいけないから無駄にゆっくりを減らしたくなかったんだろう。 このウザい赤ゆたちが来年には親と同じ苦しみを味わうことになると思えば生かしておくのも悪くない。 -- 2010-10-08 07 57 47 同感だ。最後に全部潰そうぜ。 袋に入れたまま纏めて潰せば簡単なのに。これはヌルい虐待おにいさんだぜw -- 2010-09-04 18 53 30 中々面白い発想のお兄さんだった 後、どうでも良い事なんだけど、最後の赤ゆぶっ潰したい 何が「きょわきゃっちゃゆ~」だ!赤ゆは一々イライラするw -- 2010-08-18 22 46 48 おげぇー -- 2010-08-18 22 31 45
https://w.atwiki.jp/nioka/pages/1141.html
1 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 23 31.40 ID fEoGI/w9 しかも彼女もできないし 2 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 24 56.64 ID RMAa14/E そうやな 4 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 30 44.22 ID rOiS9YYI しゃーない まだ結婚できる年齢に入ってねえだよ!! 5 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 38 40.93 ID KRRHr2UV 俺も彼女いない。 皆抜け駆けして先に作らないでね。 6 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 41 10.28 ID ZYUYGq0Q みんなで彼氏作らない同盟作りましょ! 絶対に裏切ったらダメだからね! 8 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 44 55.64 ID hDGP5DLp お前らなら浮気なんかしないだろうに、 女はどう見ても浮気しそうな奴の方にいくもんな お前らに幸あれ 9 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 45 53.63 ID 9O7L4dPw 「しゃーない、(二次元に)切り替えていく」 15 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 54 09.48 ID nQkNLpU7 俺、マリナーズが優勝したらあの娘にプロポーズするんだ! 17 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 11 56 27.61 ID WtEwCW2b 甲子園に行けば、仲間ばっかりやで 23 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 12 07 14.52 ID ZXAECglt モナと再婚すんのありえないだろ 29 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 12 22 43.13 ID mif+U0tM 出来ないんじゃなくてしないんだよ 付き合ってる間じゅうご機嫌取りの為に色々使って いざ結婚すれば給料の大半を自分へのご褒美(笑)だの何だのに使われ 定年退職と同時に財産の半分持ってかれるんだぜ? 貯金して自分の趣味に使ってた方がなんぼか有意義 31 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 12 33 11.34 ID 8JB4CQho 俺らってなんだよw 勝手に仲間に入れるなw 33 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 12 42 25.48 ID /Tcw3tGN 俺なんか早くしないと妖精になっちゃうよ 50 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 13 26 06.48 ID 6UtxxYSa 二次元最高や!三次元なんて最初からいらんかったんや 63 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 14 03 41.00 ID Pc1waZei この手のスレは必ず空気読めないリア充がのさぼるよな 64 :どうですか解説の名無しさん:2008/07/10(木) 14 06 49.58 ID l+jzn25U リア充くさいこと言ってるくせに平日の昼間から一人寂しく2chだもんな
https://w.atwiki.jp/bast/pages/15.html
英語の情報、教材が多すぎてできない これは私だけじゃなく、他の英語の先生も言っているんですけど、 一つのものに絞ってやった方が、英語はうまくなります。 ところがみなさん、CDブック買ってくる、次におもしろそうな英語の雑誌がでて、 それをまた買ってきて、ちょこちょこっとやる それを繰り返してると、極端な話、やらない方がかえってよかったなって 結果の人も、私何十人も見てきてます。 ■1日たった20分!酒井式 独学英語習得法 Simple Englishとは・・・ 1日20分で英語を話したい人はここをクリック>>>
https://w.atwiki.jp/baramos/pages/40.html
千葉 東京ディズニーリゾート アトランクションの待ち時間を利用してセット。 アトラクション間の移動で効率よくゲットできる。 469 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 06 35 48 ID G0wJu1MGO ディズニーランドも一瞬で3人埋まるなw 834 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 15 01 14 ID 9wrUy0VP0 千葉の人いる? 津田沼と西船橋だといっぱいすれ違えるぞ 416 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 21 45 54 ID 1Qs0intGO 柏駅周辺で、おとといの夕方と今日の夜9時位で、あわせて6人ゲットしました。 地図くれた方ありがとう。僕の「まけいぬ(旅芸人)」よろしくお願いします。 466 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/07/20(月) 22 47 24 ID Ms4RWm+20 船橋駅で50人ゲット! バラモスくれた人ありがとう!! 他にも、千葉駅近くのヨドバシカメラなどがすれ違いやすいようです。 イオンモール成田 すれ違う場所が少なめな千葉北部在住者にはお勧めの場所。 土日ならかなりすれ違う。 昼間から夕方辺りが特にオススメ。 平日の夕方以降は千葉スレに要望しておくと映画館付近まで来る人がいる。 チッカラ本人を確認、中学生ぐらいのガキ 深夜ならDAIKEIENもオススメ イオンモール千葉ニュータウン フードコート付近にて日曜夜間 いつも川崎地図にまさゆき地図が拾える 交通事情があまり良くないので頻繁に通える場所ではないことが玉に瑕? ユアエルム成田 フードコートと中に入ってるゲームセンター。 ゲームセンターはすれちがい通信広場的なものが用意されていた。 ワンズモール フードコートの傍にモンバト設置のため、フードコートですれ違いつつ大魔王の受信も狙える。 アリオ蘇我 フードコートと2Fにあるゲームコーナー。 フードコート内でもスタバ寄りは出入り口前で通る人が多くてすれ違いやすい。 週末になると不思議と地図を配ってるやつが現れる。意外と最新の地図が手に入るのでいいかも。 今でも、休日は千葉スレ157か、千葉スレ178の人がだいたい地図をまいてる。平日でも千葉スレ178の人は対応してくれることが多い。「偽ルイーダの看板」を掲示してすれ違ってるらしいので一目見てみたいwww 西船橋駅 JR,東西線の乗り換え付近で、待っていると結構すれ違えます。 幕張メッセ 言うまでも無く、東京ゲームショウ2009。 スクエニメーカーブースのハッサンと特定ボス地図配信中以外に、エンターブレインブースのみずしな孝之の会場(出典、いい電子)でもすれちがい通信をやっていた。
https://w.atwiki.jp/maeno-takehiro/pages/265.html
ゼロ戦といえば、第二次大戦中の名戦闘機として世界的に有名になっている。 ゼロ戦は、戦時中、約一万機もつくられ、米英をはじめとする連合軍を震え上がらせたのだが、このゼロ戦を、ふたたび、大量に製作して外国に販売しようという企画が進められている。 スワ武器輸出、と目くじらを立てる平和団体も出てきそうな話だが、それは、まだ経験脱却のできない人たちの考え方だ。 ゼロ戦は、いまや、武器ではなく、日本刀と同じように高級な芸術品なのだ。 しかも、その卓越した操縦性から、現代最高のスポーツ機といっていい。 平和な時代の、健全なスポーツ用名機として、ゼロ戦は、世界各国のレジャー航空界から引き合いが殺到している。 このように、経験を離れて考えてみると、落下傘も空に飛び上がるし、過去の武器もスポーツ用品になるのだ。 経験することは、とても重要ではあるが、経験から得たものにこだわっていると、新しい企画はできない。 このことを肝に銘じておきたいものである。 人材育成コンサルタント・前野岳洋
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4509.html
ゆっくりにとりは希少種である。 なぜか? それは、自然界における弱者だからだ。 あっ、ゆっくりの次点で言うまでもなかったな。 「かっぱっぱー……かっぱっぱー……にーとりー……」 「うぉっ! やけに元気がないにとりだな!?」 まあつまり、このように川上からぐったりしたにとりが流れてくることも、そこそこあることなのである。たぶん。 「……げげっ、にんげんさん……ゆっくりしていってね……」 「いや、まずはお前がゆっくりしろよ」 にとりは水まんじゅうの体を持ち、水中で生活できる。 だが、よく考えてもらいたい。 水中はゆっくりという生物にとって新たなニッチであり、魚を食べてゆっくりできるため一見メリットしかないように思えるのだが、 当然、逆にゆっくりにとりを食べる魚も存在するのだ。 たとえば、アユとかヤツメウナギ。彼らは極めて貪欲かつ凶暴で、野生のコイを殺すこともあるのである。 そんな中にゆっくりがいればどうなるか―――考えるまでもないね? 水中という条件は、このときは逆に不利になる。 なにせ陸に比べて逃げれる場所は限られており、ゆっくりの丸い体だと隠れる場所なんてほとんどない。 つまり野生動物に襲われることに関しては、陸にすむものよりも辛いと言える。 よって、にとりは自然と自分が食物連鎖の頂点に立てる場所にしか生息しないのだ。 「あー、ちょっと陸にあがってこい。あまりにも不憫だからゆっくりフード分けてやる」 「ゆっ……ありがとうにんげんさん……」 「うわっ、まともに跳ねれてないな……お前相当弱ってるだろ」 「……むーしゃむーしゃ……しあわせぇぇぇ!?」 おっ、元気が出てきたようだな。 よしよし。これでこそ虐めがいがあるってもんだ。 「ゆゆっ! めいゆうのにんげんさんはゆっくりしていってね!!!」 「ああ、ゆっくりするよ」 しかしにとりか…… にとりっておもしろい虐待方法あったっけ? 乾燥に弱いからそれ関係で何かできるかもしれんな。 「……なあ、にとり。それだけ食べてもまだ本調子じゃないだろう? どうだ? おにーさんの飼いゆっくりにならないか?」 とりあえず虐待方法はあとで考えることにした俺は、ゆっくりを連れて帰るテンプレを言ってみた。 ちなみに虐待方法を特に決めてない場合、無理やりお持ち帰りはしない派だ。 とりあえず良い印象を与えておけば選択肢の幅が増える。 弱ったところを助ける+ ゆっくりフード+ 相手を気遣うようなセリフ+ さりげなくもっと食べさせるような甘言 よしっ完璧! 四重絶……ゴホンゴホン! 四重コンボだ! ここまでして俺に付いてこなかったゆっくりなんて――― 「ゆっくりごめんなさい」 ―――いただと!? 「な、なぜだにとり? これでも俺はゆっくりを飼うのがうまいんだぞ?」 「でも、にんげんさんのおうちはりくさんのうえだからゆっくりできないの」 ああ、こいつ人間の家には水場はないと思ってるのか。そりゃ死活問題だから無理だわな。 にとりを飼う際に絶対に必要なものがある。底の深い水槽だ。 前にも言ったが、にとりは極めて乾燥に弱い。 河童は皿の中の水が乾くと死ぬといわれているが、それに近いようなものなのだろう。 初夏である今頃ならば、普通に丸一日放置するだけでも死ねるはずだ。 つまり、生きるためには最低限でも全身が浸れるくらいの水場が必要というわけである。 まあコンクリートジャングルに人間が住む現代、川の近くに家がある方が珍しい。 ここら辺は田舎だから必ずしもそうとは言えないが。 「しかたない。じゃあ俺はにとりを飼いゆっくりにするのはあきらめることにするよ」 「ゆっ! ごめんねにんげんさん!」 そのにとりの声を背に、俺は潔く立ち去った。 ……ようにみせかけて、近くの木の陰に隠れる。 せっかく見つけた獲物だ。そう簡単にあきらめるわけがない。 「ゆぅ……ゆぅ……なんだかゆっくりねむたくなってきた……」 ゆっくりフードに混ぜた睡眠薬が効いてきたのだろう。 俺がいなくなってから程なくして、にとりはそのまま眠ってしまった。 おいおい、いくら眠いからって陸の上で寝るのは自殺行為だろ…… ◇ ◇ ◇ 「さて、にとりをゆっくり虐待する方法は……」 「むきゅっ! おにーさん、そんなのこーじえんにはのってないわ!!」 自分の部屋で紫魔女のまねをしていたら、ぱちゅりぃに説教された。 何で書斎じゃないかって? ほとんどの部屋がゆっくり関係の部屋だからだよ!!! 趣味にここまで金賭けると、生活も割ときつい。 知ってるか? 俺のデスクトップパソコン、段ボール箱の上に乗っけてるんだぜ…… ちなみに先ほど連れてきたにとりは、とりあえず我が家で飼っているにとりの水槽に入れておいた。(ものすごく嫌な顔をされた) 念のために言うが、にとりを二匹も飼う気はない。 (そもそも希少種の特徴を使って虐待するのって、中身を利用したのじゃなければ観察系にならざるを得ないよな……) というわけで、とりあえず観察用の虐待部屋――普段は遊具を置いて遊び場にしてる――にいるゆっくりを追い出すことにした。 「じゃじゃーん! おにーさん、ゆっくりしていってね!!!」 「ああ、ゆっくりするからとりあえずおりんはゾンビと一緒に二階へ行け」 「いやだよ! このまえもおりんのゆっくりプレイスをつかったでしょ!」 「じゃあ強制連行だ。ふらん! ゾンビゆっくりを二階に運んでくれ」 「うー! ゆっくりしね!! ……ゆっくりしんでる?」 「ゾンビだからな……」 両腕でおりんと一緒にゾンビを何匹か抱えると、フランと共に二階に上がる。 我が家の二階は二部屋しかないが、ゆっくりの雑多スペースとなっているのだ。 おりんは一応ゴールドバッチなのでこうして抱えている間は暴れることはないが、それでも割とうるさかった。 「ゆっくりやめてね! おりんの……おりんのゆっぐりぶれいすがぁぁぁ!!!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 「ゆっぐりじでないぃぃぃ!!!」 「……やっぱりあのおりんを飼ってた方が良かったかな」 「ぞんなごといわないでぇぇぇ!!!」 ◇ ◇ ◇ 「……ゆ?」 にとりが目を覚ますといつもの山の中ではなく、なぜか『かべ』さんに囲まれた知らない場所にいた。 周りにあるものを見渡すと、眠っているれいむとまりさが一匹ずつ。あとは『おみず』さんが入った大きなもの(子供用プール)があるだけだ。 なぜこうなったのか考えてみるが、にんげんさんから別れた後の記憶がない。 「とりあえずにとりはゆっくりでていくよ!」 とりあえずこの閉め切った場所から出ようと思うが、にとりが出ていけそうな場所は一つもなかった。 一か所だけ『そら』さんや『き』さんが見える場所があるが、そこはとても高くて、にとりのジャンプでは届きそうにない。 「かっぱっぱー……」 にとりは残念そうにそこを眺めるが、眺めるだけではどうしようもない。 とりあえず、近くで寝ているれいむとまりさを起こすことにした。 「れいむ! まりさ! ゆっくりおきてね!!!」 「ゆぴー……ゆぴー……」 「ゆぅ……ゆぅ……ゆゆゆ? げげっ! にとり!!」 「それはにとりのせりふだよ!!」 「ゆぴー……まりさ……うるさいよ……」 れいむはまだ眠そうだったが、まりさは完全に起きたようだ。 とにかく話を訊くだけなら片方だけでも問題ないと思ったので、まりさに何か知っていることはないかと訊いてみる。 「にとりはきがついたらここにいたの。まりさはなにかしらない?」 「まりさはなにも……ゆゆっ!? れいむ、はやくおきるんだぜ! こいつがじじいのいってたにとりだぜ!」 『じじいのいってたにとり』……? やっぱりまりさたちは何か知っているらしい。 でも、『じじい』って……? 「ゆ~ん……ゆ? にとり! にとりがいるよ!」 「そうなんだぜ! こいつをころせばじじいがもっとあまあまをくれるんだぜ!!」 「ひゅい!?!」 にとりは驚いた。突然まりさがにとりのことを殺すといってきたのだ、驚くなという方が無理である。 同族殺しは禁忌なので、それが脅しか本当に殺すのかはいまいち解らなかったが、どちらにしろここでにとりがとる行動は一つしかない。 「にとりはゆっくりにげるよ!!!」 「ゆっくりまつんだぜ! いまならいっしゅんでころしてあげるぜ!」 「そうすればれいむたちはゆっくりできるんだよ! ゆっくりりかいしてね!!!」 にとりの後ろをまりさたちがすごい勢いで追ってくる。 その目は完全に獲物を見る目になっており、どうやら本気でにとりを殺す気らしい。 ゆっくりにとりは水まんじゅうで水に強いが、少々脆い。 つまりゆっくり同士の肉弾戦に、戦いに弱い体をしている。にとりの技術力が高いのも、道具がなければ勝つこともできないからだ。 ましてや道具も何もない状況での二対一。にとりに勝算は全くなかった。 「……ゆっ!」 逃げている途中で、にとりはある事に気が付いた。 おみずさんがいっぱい入っているあの中に入ればよいのだ。そこならまりさたちも襲ってこれない。 にとりはすぐにそこに飛び込んだ。 「ゆわぁぁぁ!! めにおみずさんがぁぁぁ!!!」 「れいむ、そのくらいがまんするんだぜ!」 「いだいよぉぉぉ!!!」 「れいむはおおげさなんだぜ……。にとり! にとりははやくそこからでてくるんだぜ!!!」 「かっぱっぱー♪」 いまや、状況は一転していた。唄を歌う余裕もある。 水中ならまりさたちは絶対に襲ってこれない。 これならにとりが勝つことはなくても、負けることもないのだ。 ◇ ◇ ◇ 「むきゅ、あのにとりきづくのがおそいわよ」 「そうか? ゆっくりにしては並だと思うぞ」 ここはにとりたちがいる部屋の隣にある観察部屋。 そこでぱちゅりぃと俺は、膠着状態に入ったにとりとまりさたちの戦いを眺めていた。 「でも、どうして『ぷーる』さんをあそこにおいたの? こうなるのはゆっくりりかいできるじゃない」 「ああ、俺も理解しているよ。そこまで馬鹿じゃない」 「……おみずさんに、なにかしかけがあるのね?」 「おっ、よく気づいたな。頭なでてやる」 そう、あのプールに入っている水には、一本100円のアルカリ性漂白剤を何本か入れてあるのだ。 そんなのに入ったらどうなるか……まあ、にとりでも溶けるよな。人間でもやばい。 ちなみにあの部屋のエアコンは、にとりが逃げ回り始めたところで『ドライ』にセットした。 プールに入らなくて逃げ回るだけでも、すぐに饅頭の表面が乾いて行動が鈍くなるだろう。 この戦いは最初からにとりの負けで決まっているのだ。 「むっきゅっきゅ。もっとほめてもいいのよ?」 「ああ、褒めてやる。よ~しよしよしよし! 後で角砂糖を三つやろう」 「むきゅ~♪」 おお、ぱちゅりぃがヘブン状態になった。 ……胴付きって頭なでるだけでも発情するのかな? 「うぅー! ぱちゅりぃはずるいどぉ!!! れみぃもいいこいいこしてだどぉ~☆」 そこにオレンジジュースの給仕にきたおぜうさまがやってきて、こっちに頭を付き出してなでろと注文する。 おい、そうするならせめて手にもったオレンジジュースを机に置いてからにしろ。畳が汚れたらどうするんだ。 ……しかしこのれみりゃ、こう嫉妬するところがかわいいんだよな。ぱるすぃほど酷くないし。 「だが断る」 「な……なぜだどぉー!?」 「お前は今回、まだ何の役にも立ってない!」 「お……オレンジジュースもってきたどぉ~!?」 「馬鹿だな、まだ手にオレンジジュースを持ったままだぞ? ―――次にお前は『れみぃ、やっちゃったどぉ~☆ ニパー☆』という」 「う……うー? あっ」 れみりゃは次の瞬間を、スローモーションのように見ていた。 元からとろい動きなのにスローモーション? などと突っ込んではいけない! 手から滑り落ちるコップ! そのコップは大きな音とともに床に落ち! そして、畳の上に散らばる一滴一滴の雫まで見て……その大惨事を見過ごした! 「…………」 「…………」 「……れみぃ、やっちゃったどぉ~☆ ニパー☆」 「れみりゃ、これ終わったら『おしおき』な?」 「うわぁぁぁぁぁ!?!」 ◇ ◇ ◇ にとりに変化が起こったのはすぐだった。 「……?」 なんだか目が痛い。視界がぼんやりしてきた気がする。ゆっくりできない。 まるで、泥水の中にいるときに目をあけたみたいだけど、ここのおみずさんは透明だ。 肌もピリピリしてきた。ゆっくりできない。 このおみずさんはゆっくりしてないの? そのとき、にとりは何か青いものが水の底に沈んでいくことに気づく。 いったいどこから落ちてきたんだろうかと上を見るが、上にはなにも無い。 あの時見えた『き』さんの葉っぱが風に乗って落ちてきたのだろうか? とりあえずなにが落ちてきたのか水の底を見たとき……にとりは大量の青い髪の毛を見つけた。 「かっぱー……?」 何でこんなに髪の毛が落ちてるんだろう? ゆっくりできない。 誰の髪の毛だろう? 誰の…… にとりはそのとき、その髪の毛が誰のものだったか気が付いた。 「ひゅいぃぃぃ!?!」 「ゆゆっ!? にとりがでてき……うわぁぁぁ!!!」 「ゆぅ……いたい……れいむおめめさんがいたいよ……ぼんやりしてるよ……」 まりさが叫ぶのも無理はないと思った。 だってにとりは今、髪の毛があちこちごっそり抜けおちているんだから。 「ゆぎぃ!?」 だが、にとりは床にあんよをつけた瞬間、すさまじい痛みを感じた。 皮の表面が溶け始めていたため、感覚が異常なほど鋭敏になっているのだ。 それはまさしく激痛。 にとりの生涯で今まで感じたことがないほどの痛みだった。 「ゆっくりできないにとりはしねぇぇぇ!」 「ゆゆっ……ゆぐっ!!」 かろうじて体当たりをよけたにとりだが、再びあんよに激痛が走る。ついでに髪の毛もいくらか抜けた。 だが高く跳ねたわけではないので、さっきおみずさんから飛び出たときよりはましだ。 逃げることができる。 ……でも、どこに逃げればいい? 「―――っ!?!」 その時、声なき叫びがにとりの口から響いた。 今感じている痛みは言い表すことのできないほどの痛みだからだ。 一瞬の間の後で地面に落ちた時、にとりはまりさに体当たりされたのだとわかった。 体当たりで、ただの体当たりでこの痛み。 にとりは信じたくなかった。 だが、体当たりされた後に感じたのはそれだけではなかった。 鋭敏になった神経がまだ何かを感じている。 何らかの身の危険を感じている。 (……はだが……かわいてる……?) それは、肌が一気に乾燥しているかのような感覚だった。 全身が乾いていく感覚―――それはつまり、死への緩やかなカウントダウン。 普段はにとりも気にも留めないほどの微々たる感覚であるはずなのだが、鋭くなった感覚がそれを増幅させていた。 特に乾いているわけでもないのに、本能が水分を要求してくる。 おみずさんのなかにはいらなくちゃいけないと、体全体が渇望している。 「ゆっくりしねぇぇぇ!!!」 だから、まりさが襲ってきたとき。 にとりはもう一度ゆっくりできないおみずさんに飛び込むしかなかったのだ。 ◇ ◇ ◇ 「おー。根性あるな、あのにとり。自分がボロボロなのは水のせいだと気づいてるだろうに」 「……あくしゅみね。あそこまでひどいおみずさんだとはおもわなかったわ」 「それに比べてれいむは根性ないな。目に入っただけで完全に戦意喪失してやがる」 ちなみに、理由もわかる。 ゆっくりも人間も、基本的に目の痛みに対する体制は少ないのだ。 あのれいむだって肌に水がかかっても大したことはないだると感じるが、目に水が入る痛みは別次元の感覚である。 にとりみたいに目が水に慣れていなければ、ただの水が入っても痛むだろう。 「とりあえず一番おもしろいところは過ぎたから、あとは終わるのを待つだけかな。結果はもう見えきってるし」 「むきゅっ。そうしたのはおにーさんだけどね」 「うー! おわらないどぉー! たたみさんおおきすぎだどぉー!!!」 ちなみに今現在、れみりゃはこぼしたオレンジジュースを俺の命令によって舌で舐めとっている。 何を勘違いしたのか畳全体を舐めようと頑張っているが、作業はあまりはかどってないようだ。 俺はそんなれみりゃを見て暇をつぶすことにした。 「むきゅ、でもたたみさんをなめたらカビさんがはえるわよ?」 「……知ってたよそんなこと! ほら、この乾いたぞうきん使え。そのあと口を濯いでこい。……知ってたんだからね!」 ◇ ◇ ◇ にとりは考えていた。 ゆっくりできない水の中で、眼球が痛まないよう目をつぶりながら、まるで瞑想のように考えていた。 どうすればまりさに勝てるだろう? れいむは無視していい。さっきから襲ってこない。 この状況で、道具も何もなく弱り切った自分で、どうすればまりさに勝てるだろう? そういえば、どうしてれいむは襲って来ないのか。 たしか、最初に目に水が入った時からずっと静かだ。 普通に目に水が入ってもそこまでひどいことにはならない。 ということは、たぶんこのゆっくりできないおみずさんは、まりさたちもゆっくりさせないのだ。 そこまで考えた時、にとりはこの状況を打開する一つの方法を見つけた。 「ゆゆっ! ようやくあきらめたんだぜ?」 再び激痛と共に床に着地したにとりは、魔理沙の言葉など聞いていなかった。 目を必死に細めて、ぼんやりとした視界の中で狙いを決める。 確実なチャンスは一回。失敗されたら警戒されて、次はないと思ったほうがいい。 そしてにとりは口を一気にすぼめて―――勢いよく水を放った。 にとりの目立たない特技として、水鉄砲がある。 口に水を含んで、ちょっと遠くに水を放つだけの一発芸。 ゆっくりを倒すことなんて不可能な技。 だけど、口に含むのがゆっくりできない液体なら……凶器になる。 「ゆんぎゃぁぁぁ!?!」 その水はきれいな放物線を描き、まりさの目に当たった。 だが、よかったなどと言ってられない。このまりさは好戦的だ。 生かしておくと大変なことになる。 「まりさはゆっくりしんでね!」 「――ゆべっ!!!」 痛みにひるんでいたまりさを、力の限り踏み潰す。 自分の足も痛いが、そんなことは言ってられない。ここで殺さねば殺されるのだ。 しかたない。 しかたない。 しかたないから、悪く思わないで。 なんだか、おかしな気持だった。 自分がゆっくりできないことをやっていることは理解している。 でも、これをやめてもゆっくりできないのだ。 結局どちらにしろ、にとりはゆっくりできていなかった。 「ゆっぐり! ゆっぐりじんでね!」 「…………」 気がつけばにとりは涙を流しながら、ただの餡子になったまりさを踏みつぶしていた。 にとりはまた肌が乾いていく感覚に襲われていたが、そんなのはもうどうでもよかった。 禁忌を犯した。正当防衛とはいえ、まりさを殺したのだ。 「ゆっくりかったよ……」 これで、安全になった。にとりはそう確信した。確信できるのが悲しかった。 さて、これからどうしようか。 肌が乾くからまたゆっくりできないおみずさんの中に入ろうか? でも、さっきまでそのおみずさんのなかにいたのだ。本当はまだ体が濡れているのを知っている。 なら、ここでゆっくりするのもいいかもしれない。 ここにいれば、きっとなんとかなるだろう。 ご飯もおうちもないけれど、お空が見えないから雨は平気だし、ご飯にはまりさを食べればいい……ちょっといやだけど。 うん、きっとなんとかなる。 「ゆっくりできないにとりはしねぇぇぇ!!!」 にとりは勢いよくつぶされた。 そして、うめき声も一切上げることなく動かなくなった。 ◇ ◇ ◇ 『ゆっふっふ。さいしょのおみずさんはいたかったけれど、ずっといたいわけないでしょ? ばかなの? しぬの? じつはれいむは、ずいぶんまえからへいきだったんだよ。じっとしてにとりのすきをうかがっていたんだよ。 むのうなまりさもいなくなったし、ゆっくりせいこうだね!!!』 俺はカメラの向こうにいるれいむをみながら、愕然としていた。 さっきまでにとりがまりさに勝つという予想外な結果を見ていたら、次の瞬間にはれいむがとつぜんにとりを潰したのだ。 にとりはさっきから声もなく全く動いてないため、たぶん死んだのだろう。 「……まあ、結果的には予想通りか」 「それじゃ、ぱちゅりぃはごほんをよみにもどるわ。あとしまつはゆっくりできないもの」 「ここまで見たら手伝うのが筋じゃないのか? まあいいか。俺は約束通りあまあまを持っていくよ」 俺は台所からゆっくりフードの箱を持ってくると、れいむのいる部屋へと入って行った。 「うっ……」 漂白剤を何本も使ったので当然だが、部屋の中では漂白剤独特のにおいが充満していた。 正直なところ、この空気吸ってるだけでも体に悪いんじゃないかと思う。 ……換気が大変そうだ。 「ゆっおじさん!! れいむはかったよ! あまあまはどこ!?」 「はいはい、そう慌てんな、ここにあるよ」 そう言いつつ、俺は足もとにゆっくりフードをばらまく。 「ゆゆゆっ! それだけじゃたりないよ! もっとだよ!」 「もっとかよ……ほれ」 何度も『もっと』と言われると面倒なので、俺は箱をひっくり返した。 結果、俺の足元にはれいむ一人では食べきれないほどのゆっくりフードの山ができる。 「ゆゆんっ! なかなかききわけのいいおじさんだね! れいむのどれいにしてもいいよ!」 「ああそうかい。食べたきゃ早くしろよ」 れいむも待ちきれなかったのだろう。 俺の一言がきっかけになったのか、すぐにゆっくりフードの山に飛びついた。 ―――もちろん、食べられる前に潰したが。 「悪いな。でもちゃんと『持ってきた』だろう?」 ちなみに、このゆっくりフードは後で拾って箱に戻しておく。もったいないし。 ……この部屋の床は毎回洗っているビニールシートだから、特に問題はないはずだ。 ◇ ◇ ◇ 「ゆ……ゆぅ……」 俺が子供用プールを片付けていると、なぜか部屋からゆっくりのうめき声が聞こえてきた。 まりさ……じゃないな。あれは完全につぶれた饅頭になってる。 となると、にとりか。 「にとり、俺がわかるか?」 「ゆっ……そのこえは、めいゆうのにんげんさん……」 よく見ればつぶれた頭もだいぶ丸く戻っているし、話しかけられるぐらいには元気らしい。 おそらくれいむが潰した時に、痛みで気絶でもしていたのだろう。 「にとりは……ゆっくりできないの……」 「そうだな。見た目もところどころ禿げてるし」 「もうらくになりたいよ……」 「そうか、なら楽にしてやる」 「ありがとう、にんげんさん……これからもゆっくりしていってね……」 俺はにとりをつぶすために拳を振り上げた。 「まあ、にとりがゆっくりできないのは俺のせいだけどな」 「え―――」 その時の表情は、俺がゆっくりするには十分すぎるほどだった。 あとがき チルノの裏でおだてられたので二作目です。 にとりが乾燥に弱いのはオリ設定になるのかもしれない。 でも、そうしないと陸上で生活できちゃうんだ……しかたなかったんだ…… 序盤に出てきたおりんのセリフは、前作を読めばわかると思います。 でも読まなくても楽しめるように作ったつもりです。……楽しめる、よね? ちなみに、自分の脳内の水に対する強さ 水中で生活できる:にとり 雨に強いけど水中無理:すわこ、チルノ、レティ、ドス 水にちょっと強い:まりさの帽子 とける:その他のゆっくり この表からアルカリ水溶液いじめはにとりしかできそうにないと思ったんだ…… 他のゆっくりだと水で充分溶けるしね。 ……このSSを読んで不快にさせてしまったらごめんなさい。 前に書いたもの B級ホラーとひと夏の恋 このSSに感想をつける